わさ接骨院 成増 の日記
-
掌蹠膿疱症の薬物療法と対症療法
2011.10.03
-
掌蹠膿疱症「ショウセキノウホウショウ」 手のひら(手掌)と足の裏(足底)を中心に一見 膿を思わせるような皮膚の発疹が多数繰り返し出現する皮膚病です。 「原因不明 病気の本態も不明 治療法もない」といわれてきました。難病の一種と判断される時期もあったようでした。そして、原因がはっきりしない、治療法も確立されていないので患者さんが不安に駆られることがおおくあるようです。 掌蹠膿疱症の原因 l 金属アレルギー(歯科金属、アクセサリー等)金属だけではなくアレルギー体質の方がなりやすいようです。 l 扁桃線の炎症(細菌等による扁桃線の炎症) 数年前は扁桃腺が腫れると高熱が出るといわれていて健康ために幼少時に切除売る人も少なくなかった。また、扁桃腺を切れば治るという治療法も不可 l 便秘(奈美悦子さんが、便秘でなったようです)便秘が腸内で長時間腐敗しその物質がこの病気を引き出すと言われています。) l 虫歯菌 l 歯周病 l 蓄膿症(ちくのうしょう) l その他、アレルゲン症状がある体 掌蹠膿疱症性骨関節炎 小さな赤い発疹がいくつも出て、膨れては破れる-を繰り返すようですが繰り返すことで治癒が近くなるようです。皮膚が角質化してボロボロと剥がれるくるそうです。これを繰り返し皮膚のガザガザ感がなくなるようです。また、その繰り返しの間隔期間は人によって違うのでいつ治るとは言えないようです
治療法として確立した根治療法はない。軟膏を塗って痒みを抑えるぐらい。感染や高熱を予防する意味で扁桃腺を切除すると治るという話もありますが取り入れてられません。
そして、他人には絶対に感染しないようです。 インターネットで調べました。 整形・災害外科vol.42 no.7 1999の千0良正0の論文には、「掌蹠膿疱に対する抗生物質療法の有効性は二重妄検法によって確認されており、本疾患の前胸部痛も抗生物質によって軽減される。
抗生剤は比較的速効し治療効果は著しい。しかし有効な抗生物質の種類は必ずしも一定ではない。テトラサイクリン系あるいはマクラロイド系薬物が第一選択と考えられるが、ペニシリンおよびセフェム系でも著効が得られる場合もある。
投与開始より1週間程度で症状が軽快しない場合には、無効と考えて抗生剤の種類を変更することが必要である。一般的に投与期間は1ヵ月程度とし、最初は通常量を投与して症状の軽快を確認してから漸減する。
抗生剤が有効な場合には患者が継続的な投薬を希望するが、菌交代現象ならびに潰瘍形成を考慮して一定期間後に休薬すべきである。参照:月刊「整形・災害外科」 最近は病院で、さまざまな診断を受けた患者様が投薬のみの対応に満足せず治療への発想の転換をし、接骨院に来院されます。当院でおこなうマッサージは免疫力の強化、便秘の予防に取り組むことが出来ます。 はり治療も施術することで白血球が増加し 免疫機能が好転します。掌蹠膿疱症性骨関節炎痛の治療にも鍼灸治療が勧められているので、改めて治療計画を考えたいと思います。 わさ接骨院スタッフ一同
