わさ接骨院 成増 の日記
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後縦靱帯骨化症
2014.03.07
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肩マッサージ
首がつらいという症状で来られる方は多いですが、大部分の方は仕事でPCに向かって同じ姿勢
で緊張が続くため筋肉の凝りが原因の場合です。しかし、何かの外傷やもともとの骨格由来によ
る頸椎症もあり、症状も痛みが強い・痺れる~ちょっとこるくらいでそこまでひどくないが後屈、前
屈の姿勢の時に、痛みがはしるというひともいます。
特に年齢とともに起きる首に疾患のひとつが、 「後縦靱帯骨化症」です。=椎間板の後側にある
靭帯が硬い骨に変化して(骨になり)脊髄を圧迫することで、手や腕の痛みやしびれ、首や背中
の痛みなどが生じます。首を前に倒したときに症状が現れやすいのが特徴です。詳しい原因は
不明で、放置すると歩けなくなるなど重い症状が残ることがあり、厚生労働省は難病に指定して
います。初期症状としては、痛みやしびれなどからはしやペンを持ちにくいい・ボタンの止め外し
がしにくいなどの運動障害へと移っていきます。進行すると、脚のしびれや歩行障害そして、最も
重くなると排泄障害が出ることも・・・。靱帯の骨化が原因なので、進行すると手術療法を選択しな
くてはならないですが、保存療法として肩まわりや首の回りの筋肉を軽くっくりゆるめるなどを取り
入れたり、ウオーキング手足の軽い筋トレは必要でしょう。
