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わさ接骨院 成増  の日記

関節の構造について・・・

2014.08.13

肩マッサージ

お盆休みの方も多いと思います。肩の動きについて考えてみるのも時間のあるこんなときにはい

いのではないでしょうか?肩関節は可動域の大きい関節です。また大変合理的ですが、複雑な

作りをしています。

(健康トピックスHPより http://tsurumi.e-chiryo.jp/article/14816420.html)
肩関節の動きは、3個の骨と5個の関節が関与しています。
これはそれぞれがつながっているために、骨が一箇所でも動くと連動して動きます。 例えば肩関節を外に開くように動かす外転という運動を考えて見ましょう。
  
肩甲上腕関節の可動.jpg











上腕骨が外に開き始めると肩甲骨が連動して「上方回旋」 という運動を起こします。上方回旋とは肩甲骨が全体的に 持ち上がり外に移動しつつ、下の方が外に回転するという 特殊な運動です。     
この運動では上腕骨と肩甲骨が特定の比率で動くことが知られ「肩甲上腕リズム」といいます。 つまり上肢を真横に広げた状態では上腕骨が60度、肩甲骨が30度の動きとなっています。 

肩甲上腕リズム.jpg              














  このようなリズムで【肩甲骨】が動くと連動して【鎖骨】が動きます。【鎖骨】は、【胸骨】についている ため外側しか動きません。【鎖骨】の外側は【肩甲骨】の上方回旋で一緒に持ち上がって上の方に 移動しさらに【肩甲骨】は【肋骨】にそって前方に動くので【鎖骨】の外側も合わせて前に動きます。 
この時に【肩甲骨】と【上腕骨】の連動では三角筋と棘上筋が関与し【肩甲骨】を 上方回旋させる連動では、僧帽筋と前鋸筋が関与して動きます。  

■肩関節は色々な関節の集まった複合関節でたくさん関節があり動きに関与しています。 一般に【肩関節】というと脇の少し上にある関節と理解されるでしょう。

これは【肩甲上腕関節】と 呼ばれる関節ですが実際の肩の動きは、そこだけで行われているのではありません。   

*では自分の体で実験してみましょう。 自分で右側の鎖骨を押さえて右手を上に挙げてみましょう。すると、右手が途中で止まったり鎖骨を 押さえている部分に痛みを感じたりすると思います。また、誰かの背中の肩甲骨を触りバンザイして もらうと肩甲骨が上外側に動き手を下ろしてもらうと元の位置に戻っていくのがわかるでしょう。  
複合肩関節.gif
このように肩関節が動くには、肩甲骨や鎖骨が連動して 動く必要がありそれらをつなぐ関節も随時動いています。  
一般に肩関節を呼ばれるものは【肩甲上腕関節】で他には 【肩鎖関節】【胸鎖関節】があります。また【肩甲骨】と【肋骨】 の間にも関節があり【肩甲胸郭関節】と読んでいます。 この関節の動きは、先ほど例に挙げたバンザイをするときに 【肋骨】の上を【肩甲骨】が滑っていくような動きをします。 
肩峰下関節.jpg

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